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「他にはない.」という窯元
の言葉を思い出させる

−特徴は、「他にはない」個性的な作品−

現在の窯元、荒尾浩一の父・三代目荒尾常蔵は日本民芸界の礎、河合寛治郎とともに京都で作陶していた。温泉津へ技術派遣された常蔵は、京都で都市条例によって使えなくなった登り窯があること、良質な粘土があることを知り、温泉津へと移り住み、昭和四十四年椿窯を築く。窯の名は、椿の花が好きだった常蔵氏にちなんで「椿窯」と名付けられた。その名の通り、椿の絵があしらってある作品もあるが、個性的な作品も多くある。その中でも、来待石を使って作り上げた器は漆黒の中に光を放ち、「他にはない.」という窯元の言葉を思い出させる。

−師である父の手はものさしになっている−

今回四代目、五代目が作陶する姿を間近で見る機会があった。親子ともども真剣な眼差しであることに違いはないが、父の手先には何十年ものキャリアを思わせる余裕を感じ、「父の手はものさしになっている.」と言う息子の言葉からは、父を師として敬っている心が感じとれた。
窯で、'これから仕上がる作品も待機していて、話を伺うと試行錯誤中だという。また新たな進化を遂げようとしている椿窯、作品の出来上がりも今後の活躍も楽しみである。


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