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そろばんの発祥の地で職人による
手仕事でつくられたそろばん

−そろばん発祥の地−

ここ奥出雲は現代の日本のそろばんの主産地であ-'その発祥の地でもある。
江戸時代後期天保三年(1八三二年)島根県仁多町の大工村上苦五郎が福山の職人の作ったそろばんを手本に作ったのが始まりとされる。

−最高級のそろばんを手仕事で造りだす−

そろばんの生命は、すばやさと正確に計算できること、つまりは「珠の動き」 にある。吟味された原材料を用いて、珠の形、穴の大きさを全て揃え、なおかつ珠と軸の間の間隔を均一に仕上げたそろばんは、珠が一様に動き、吸い付くように重なり合った瞬間高い音を発する。そんな最高級のそろばんをこの地方の職人は手仕事によって追-出す。「雲州そろばん」の名で、高い評価を受けているそれは、隙間に紙一枚入っても動かなくなる繊細なもの。正に紙一重の技術で作られていると言えるだろう。180以上ある制作工程には厳しい修行を重ねた職人の指先でしか分からない感覚も存在する。その技術の高さから「質の雲州」「そろばんといえば雲州」と謳われ、実用性と見た目の美しきを併せ持つ 「雲州そろばん」は国の伝統的工芸品に指定された。これはゆずれない 「職人魂」が長年使う人達を想い、その想いが伝わったという証。


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