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安来鋼(ヤスギハガネ)を使い
匠の技でつくる手打ち包丁

−天保5年から長きにわたる伝統−

奥出雲地方では古くから「たたら製鉄」が盛んに行われてきた。良質な砂鉄が採取され、自然が豊かで木炭が豊富に造られる環境にあったからだ。雲州幸光刃物は初代・勝蔵が天保5年よ-鉄師・卜蔵家の下で大鍛冶屋を創業したのがはじま-と伝えられている。屋号の「幸光」 の称号は、二代目の幸市が玉鋼と和鉄による独特の鍛造で優れた切れ味を発揮する刃物を生産した時代に名付けられた。

−一度使うと一生手放せない包丁−

作業場は使い慣らされた道具が並べられてお-色のない世界に火の音と鍛錬の音だけが交互に響く。焼きなましによ-分子を均一にした鋼を一振り一振り魂と愛情を込めて鍛え上げる。窯の温度は約800度にも達し、赤く光を放つ鉄の固まりが顔を覗かせる。飛び散る火の粉をよけることもない楠氏の腕には鍛錬の際にできた、火傷の痕が無数に残る。その数だけ、本物の刃物が生まれてきたと窺える。出来上がった刃物、'重みがあり、'手にとった瞬間に既製品との違いを感じる。そして、粘りがあ-刃こぼれし難い。切れ味は1年経っても変わらないと言うから驚きだ。特に三代目幸雄氏が研究を重ねて開発した少し小ぶりの万能包丁は、一度使うと一生手放せない逸品。
それが'代々受け継がれた匠の技。


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