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手作りで、伝統を生かした独特の味わい
予想もつかない焼き上がりの逸品

−伝統を生かした独特の味わいと温かみ−

民家の並ぶ田舎道でふと顔をあげると、立派な看板が目に飛び込んでくる。十八世紀中頃から石見地方では本格的な焼物が作られるようになり、徐々に大物の生産が増えた。江戸末期には水がめが北前船によ乃全国に出荷されていた事から、石見地方で生産された焼き物は総称して石見焼きと呼ばれるようになる。そして、手作りで素朴、伝統を生かした独特の味わいと温かみは石見焼きの色となり、人々に浸透していく。石州嶋田窯の名がついたのは、華厳宗の僧侶・清水公照師の提案だった。

−一度焼き始めると丸二昼夜つきっきりで世話をする−

焼き物を通して地域に貢献し続けてきた「嶋田」の名と、この地域を指す「石州」を合わせた名前。
今回訪問した際、登り窯を見せてもらうことが出来た。登り窯とは山の斜面を利用し、細長い部屋を連なるように並べた窯のことで、上へと昇る余熱を利用しながら焚き上げていく。薪をくべ続け、温度を保っていくこの手法は一度焼き始めると丸二昼夜つきっきりで世話をすることになる。火を止めるタイミングは職人の感。楽ではない。焼き上がった作品は一定の温度で焼きあがるガス窯と比べ、商品にならないものも多い。しかし、予想もつかない逸品が生まれる時、その面白みにかけてみたいとまた思う。


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